長距離配管打設

小澤総業では、配管部材置き場に置いてあるのとは別に長距離配管専用の部材車があり、配管作業に必要な部材は常時揃えている為、前日帰社後の段取りや出発前の積み込み作業の負担を軽減しております。

先日、河川災害復旧工事現場でコンクリート打設がありました。

この日の条件は、打設数量8㎥を小型ミキサー車にて運搬、配管距離120Mでした。
長距離配管の打設になると、事前の綿密な打ち合わせや打設計画が必須になります。
元請け様立ち合いの元、ポンプ車セット位置や配管ルート、必要部材に加え、
１、長距離圧送での生コン配合の調整
２、ミキサー車配備の台数、出荷間隔
３、打設後の配管内の残コンの処理方法
等、スムーズな段取りと打設や片付けを行えるよう打合せを行いました。

20M地点

下りです

40M地点

この先までは下り配管でした

70M地点

若干上りでした

100地点

曲がり管も少なく、圧送負荷が重くならない配管が組めました。

打設箇所

スランプロスは若干みられましたが、事前打ち合わせも行ったことでミキサー車の途切れもなく、スムーズな打設が行えました。

配管内残コンは、エアーコンプレッサーでの逆送りでミキサーに戻す方法もありますが、以降7回この現場で打設があるので無駄な残コンや生コン費用を抑える為、配管内コンクリートの数量を計算し、水をミキサー車で運んでもらい打設箇所に出し切る方法を事前にご提案させていただいた為、残コンレスで打設終了しました。

小澤総業では、狭小地でポンプ車やミキサー車が入っていけないような現場での配管打設も対応しておりますので、ご相談やご依頼お待ちしております。