小澤総業はどんな現場でも対応できます!高流動コンクリート編
- コラム
■高流動コンクリートとは?
東京都八王子エリアから全国に生コンクリート販売をはじめ、基礎工事/解体、コンクリートポンプ事業を営む小澤総業です。
弊社では、日本全国のさまざまな現場に生コンとコンクリートポンプ車を手配しており、高い技術力でどんな現場にも対応できると高評価をいただいております。
今回のテーマは「高流動コンクリート」です。
近年のコンクリート工事において課題となっているのは、建築物の形状が複雑化し、使われる鉄筋の量が増加してコンクリートをしっかりと充填することが難しい現場が増えています。
そんな建設現場の状況に対応すべく、これまでの生コンに比べて高い流動性を持つ「高流動コンクリート」が開発されました。
高流動コンクリートは、従来の生コンよりも少ない量の水で高い流動性を持つ素材です。
流動性が高いことで、打設したコンクリートが隅々まで行き渡り、複雑な構造や部材の断面が小さい場所、鉄筋が過密な場所でも確実にコンクリートを充填されます。
高流動コンクリートの特徴については、以下のとおりです。
・バイブレーターや締固めを必要とせずに型枠に充填できる
・複雑な構造や過密した鉄筋の型枠にも打設しやすい
・従来より水の量を少なくでき、コンクリート自体が緻密になる
・特別な材料が不要で汎用性が高い
このような利便性の高さから、建設現場では従来の生コンから高流動コンクリートへの置き換えが始まっているといっていいでしょう。
ただし、高流動コンクリートを用いた施工は少し難易度の高い面があるのも事実です。
そのため、どこのコンクリート打設業者でも扱えるといった素材ではないのが、高流動コンクリートなのです。
■名前が似ている「流動化処理土」との違い
ここで、名前が似ている「流動化処理土」との違いについてご説明します。
流動化処理土も、高流動コンクリートと同じく転圧機械による締固めが難しい埋戻し工事などに利用される素材です。
ただし、コンクリートではなく「土」のため、流動化処理土自体が固まるという性質のものではありません。
締固めによって密度を高くし、強度を出すといった、おもに埋め戻しに利用される材料となります。
これに対し、高流動コンクリートはセメント、水、混和剤を配合して、自ら固まって強度を得られる素材です。
おもに基礎工事に用いられ、鉄筋や鉄骨などを固定するために利用されるため、高い強度が必要となり、より質の高い素材を混ぜ合わせて作られます。
このように、流動化処理土はあくまで「土」で用途が埋め戻しに限られるのに対し、高流動コンクリートはさまざまな建造物に用いられ、用途の幅が広いのが大きな違いとなっています。
■高流動コンクリートの施工が難しい理由
今後、さまざまな用途に使われることが予想される高流動コンクリートですが、先述したとおり、少し施工の難易度が高いことが指摘されています。
従来の生コンに比べ、高流動コンクリートは水の量が少なくできる特徴がありますが、これは粘性が高いということでもあります。
コンクリートの粘性が高いということは、ポンプ圧送の際に圧力が損失してしまうことを意味します。
また、「ブリージング」というコンクリート打設の際にセメントや砂が沈下して分離し、水が浮き上がる現象が少なくなるため、コンクリート打設工事の後に表面が乾燥しやすくなって、ひび割れが起きやすいという特徴があります。
さらに、高流動コンクリートの素材自体も品質変動などの影響が受けやすい特徴があり、品質管理や製造管理、さらに施工管理に厳しい基準が必要となります。
こうした特徴から、高流動コンクリートの製造や管理、施工に関して、高い技術力とトラブル発生時の対応など経験が必要となります。
そのため、現状、高流動コンクリートはどこのコンクリートを扱う業者でも扱えるといった素材ではないのです。
■小澤総業なら高流動コンクリートにも対応できます!
小澤総業では、生コンクリートの製造・販売から、基礎工事/解体、コンクリートポンプ事業などを幅広く手がけており、いわば「コンクリートのプロ」です。
スタッフのオペレーター経験も豊富で、従業員教育にも力を注いでいます。
そのため、弊社のスタッフはさまざまな現場経験を持っており、それを活かした圧送計画を立てることができます。
また、弊社自体もコンクリートポンプ車を豊富に所有しているため、高流動コンクリートの圧送にも対応が可能なのです。
建設現場で急遽、高流動コンクリートが必要になった場合でも、生コン車の手配とポンプ車をセットでご提供できます。
だからこそ、生コンでは難しい現場での対応もスムーズになります。
高流動コンクリートが必要な現場なら、小澤総業にすべてお任せください!
必ず、お力になれると自負しています!
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